サイトアフィリエイトをやっていると「アクセスがあるのに全く売れない」ということがよくあります。よくありますというか、私の場合はほとんどです。
狙ったキーワードで上位表示して、訪問数も増えているはずなのに全く売れない。ASPの管理画面を何度も確認して「ハチが飛ばないなぁ・・・」なんて溜息つきます。※私がメインで使用しているASP「A8.net」はログイン時に発生があると、ぼわわわ~~~んってハチが笑顔で飛んでくれるのです。

何でアクセスがあるのに売れないのか?
アクセスが上がったサイトやページから、何とか成果を発生させようと毎回奮闘するなかで、自分なりの売れない原因がなんとなくわかってきました。
それは
・もともと購買見込みのないユーザーを集客している
・流入キーワードとサイト内容のミスマッチ
・成約への動線となるサイト構成、文章力の欠如
です。
購買見込みのないユーザーへの対応
私は、市場調査目的のため、1つのページにいろいろなキーワードと言い回しを散りばめて記事を作成します。
そのため、購買見込みのないユーザーを集客することが多々あります。
例えば、新発売するゴルフクラブを扱ったページの場合。
そのページには、ゴルフクラブの特徴、長所、短所、値段、発売日、どんなプロゴルファーが使用しているか、など様々な情報をキーワードと共に記事に盛り込むのですが、そのうち「プロゴルファー名」だけ検索サイトで上位表示され、ただプロゴルファーの情報が知りたいだけのユーザーが集まります。
そういったユーザーの場合、大抵ページ滞在時間が短く、他のページへ遷移する形跡もありません。
一応、他の成約の繋がりそうなページへ流すように工夫はしますが、それでも成果が発生しないときは諦めます。
稼いでいるアフィリエイターの方々なら、そもそも購買見込みのないキーワード選定はしないでしょうし、意図しないキーワードだけ上位表示するようなSEOをしないでしょうし、購買見込みのないユーザーでも成約に持っていってしまうかもしれません。
流入キーワードと内容のミスマッチへの対応
流入キーワードとサイト(ページ)内容のミスマッチで成果が発生しないケースもあります。
例えば、前述のゴルフの例で「ミスショットを技術的に改善したい」ユーザーが、ゴルフクラブの紹介ページにきた場合。
このユーザーの場合「ミスショットが改善したい」のであって、そのための手段は技術的に治したいと思っている人です。ですので購入の見込みは十分考えられます。
今のクラブのまま技術的にミスショットを治すことはほぼ不可能であることを諭し(技術的にという部分を潰し)、クラブを変えることによって、ミスショットも無くなり技術的にも向上することを謳うように、記事の内容と構成を修正すればいいのです。
ユーザーにとっては「ミスショットを治したい」のですから、その手段に拘らせる必要はありません。
個人的には、上記のようなケースが一番「成約につなげる可能性の高いケース」で、過去、上記のような視点から修正したページで、成果発生が増えた実績が何度もあります。
成約への動線となるサイト構成、文章力の欠如の対応
購買見込みのあるユーザーで、かつキーワードとサイト内容のミスマッチも見られない場合。
その場合は、成約への動線となるサイト構成、文章力が足りないケースが考えられます。ってゆーか、間違いなくコレです。
この場合の対応は・・・私にもわかりません(笑)
わかりません、というか、成約につなげるために試行錯誤はします。ですが、確実な正解があるものではありません。キーワードによって訴求内容も変わってくると思いますし、どんな悩みをどのように解決したいか、によって、売りたい商品を売り込むポイントやタイミングも変わってくるからです。
ですので、私の場合このケースでは、とにかく数でカバーします。
まず、流入キーワードにおけるライバルサイトを見て、どのような訴求を行っているか、どのようなサイト構成にしているかなど調査します。
調査結果を参考に、構成、訴求パターンの異なるページを複数作り、そこにユーザーを流して結果を試すようにします。その時に売れるページが出てくればそれが正解ですし、全く売れなければまだまだ経験不足ということになります。
CV(コンバージョン)を高めるための創意工夫は、スーパーアフィリエイターの方々も日夜研究されている内容ですので、沢山経験を積んで引き出しを増やしていくしかないのかな、と考えています。
