先日、やり取りをさせて頂いているアフィリエイターの方との話の中で改めて気付かされることがあったので、自分の備忘録的な記事としてまとめます。
自分のアフィリエイトサイトのフィードバックは大切です。
・流入、PVの多いページを確認する
・流入キーワードを確認する
・成約キーワードを確認する
・改めてサイトを表示して閲覧する
アクセス解析ツールでいろいろ分析することも重要ですが、ユーザー目線で自分のサイトを訪問してみることもフィードバックのひとつです。
大規模サイトを構築してロングテールを狙っているサイトなどは解析が大変ですが、ロングテールこそ検索行為の流れというか流行りを知る上でもしっかり解析しないとかなーと思っています。
そうは言っても記事作成を優先して解析が疎かになってしまう場合もあるんですけどね。
キーワード解析は面白い
流入キーワードの解析は面白いです。検索した人の人となりが少し垣間見えるようでユーザー層の分析にもなります。
例えば脱毛。ネット検索に慣れている人なら
「脱毛 おすすめ」「脱毛 人気」「脱毛 脇 人気」とか。
あまり慣れていない人なら
「脇の脱毛でおすすめの店はどこ?」
みたいな感じで文章で検索することもあります。
年齢・性別・悩みの深さというターゲット選定も必要ですが、ネットに慣れているかどうかもキーワードを考えるうえでは重要だと思います。
Google検索の場合流入キーワードがとれなくて残念です。ひと昔前のようにGoogleからの検索結果も見れたらもっと面白いんだけど。
ポジティブキーワードとネガティブキーワード
キーワードを解析しているともう一つ面白い結果が得られます。それはポジティブキーワードとネガティブキーワード。
僕が勝手にそう命名しているだけなのですが、同じような意味合いなのに検索件数が全然違う場合があります。
例えば「男性の薄毛」
「薄毛」「ハゲ」「髪を太くする」「髪を増やす」「髪を濃くする」
同じくらいキーワードを散りばめているはずなのに、「薄毛」や「ハゲ」よりも「太くする」「増やす」「濃くする」方が圧倒的に多い場合があります。検索順位を考慮しても「太くする」「増やす」「濃くする」方が全然多い。
このケースで言えば
薄毛、ハゲはネガティブキーワード
太くする、増やす、濃くするはポジティブキーワード
となります。
男性の場合、自分の薄毛やハゲは認めたくない、言葉にしたくないのかあまり使われず、後者の「太くする」といったようなポジティブなキーワードがよく使われます。
この傾向がつかめれば、上記のような場合はポジティブキーワードを中心に記事を追加してガンガン攻めればより売り上げアップにつながるかもしれません。
やっぱりキーワードは重要
上記の薄毛の件は例です。実際はどうなっているのかわからないので鵜呑みにしないでください。
でもサイトを作ってキーワードを分析していると上記のような傾向はあります。ジャンルによっては逆にネガティブキーワードの方が需要があったり成約が多かったり。
キーワード選定の中でキーワードプランナーをつかったりgoodkeywordを使ったりすることもあると思います。キーワード件数とか競合の多い、少ないも大事ですが、ポジティブキーワード・ネガティブキーワードのどちらが検索されやすいのか、どちらが成約につながりやすいのかを見極めることも重要だと思います。
サイトを作って記事を入れてキーワードを拾い上げるような手法をとっている人は、キーワードの傾向も考慮すると、より質のいいユーザーを集められるかもしれませんね。
