最近、Googleによる低品質ペナルティーや不自然なリンクペナルティーなど、WEBサイトに対するGoogleの評価が厳しくなっています。
稼いでいる有名アフィリエイターの方々も、自身のアフィリエイトサイトがペナルティー対象となり、収益を大きく落としているようです。
私の場合、8/23の大変動ですっ飛んだメインサイトも、幸いにして1ヵ月後の9/17に戻ってきましので、影響はそれほど大きくなっていません。
最近のGoogleの動き方を機に、沢山のアフィリエイターの方々が、Twitter上でサイト作りに関して様々な意見を言っていました。
そんな中、ホワイトハットSEOの雄「パシ潤さん」が、自身のサイト「アフィリエイト野郎」で以下のように述べていました。
私はサイトを資産と捉えており、一時的に稼げればいいやということではなく、継続的に稼ぐことを目指しています。格好良く言えば、「サイトを作っているのではなく資産を築いている」感覚です。ペナルティを受けてサイトを捨てることになるのも嫌なので、1つ1つしっかりサイトを作りこんでいきたいです。
「サイトを作っているのではなく資産を築いている」というのは、まさにその通りだなー、さすがパシ潤さんだなー、と改めて感心してしまいました。
資産にもいろいろな種類がある
パシ潤さんの仰る通り、確かにサイトは資産です。
良質なアフィリエイトサイトは、継続的に収入が発生します。預金の利息や債券のクーポンのように、一度作成すればある程度放っておいても収入が発生します。
但し、Twitter上でもたまに見られる発言で「完全ホワイトの資産型の大規模サイト」という表現があったのですが、個人的には若干違和感がありました。
完全ホワイトのサイトでも、大規模サイトでも、「ペナルティーを受けにくい」というだけで、絶対にペナルティーを受けないとは限りません。
ブラックハットSEOでゴリゴリ上げている、すぐにペナルティーを受けそうなサイトでも、上位表示して収入が発生している間は、立派な資産です。
また、上記は全て「Googleというプラットフォーム上の現在の枠組みの中の話し」であり、可能性は低いですが、明日にでもその仕組が大幅にひっくり返るかもしれません。
そのため私自身は、いろいろな種類のサイト(資産)を保有して、リスク分散させることが、今現在のアフィリエイトでは必要なことだと考えています。
ホワイト、ブラックなんでもやることがリスク分散になる
私の本業は、金融系のIT関連企業です。
金融業界では、資産のまとまりのことを「ポートフォリオ」と表現し、リスク分散のため、いろいろな種類の資産を保有して「ポートフォリオ」を形成します。
例えば、持っている資産を、現金、預金、債券、株式、などの資産に分散します。
債券の中でも、円建て債券を保有するのか、外貨建て債券を保有するのか、利回りの高いちょっと怪しい仕組債を保有するのかといった、細かい買い方をしてリスク分散するのが一般的です。
※中には利回りの高い仕組債だけに突っ込む人もいますけどね。
サイトを資産と考えた場合、上記のようなリスク分散をサイト作りに反映することが必要だと考えています。
私の場合、具体的には今現在以下のようなサイトを保有しています。
・完全ホワイトな大規模サイト
・ジャンルの似ている中規模サイト同士でリンク
・バックリンクサイトと、その被リンクを受けるメインサイト
・完全ブラックな中規模サイト
・中古ドメインのみのペラサイト
・ブログ形式でアドセンスで稼ぐサイト
大きく分類すると上記のような内容ですが、その中でも細かく変化を持たせて、とにかく思いつく限り(やる気のある限り)違うサイトを作成して試しています。
そして上記のような、いろいろな方針のサイト(資産)作りが、サイト(資産)のリスク分散になっていると考えています。
今現在は、ある複数のサイトに収入が偏ってしまっていますが、上記であげた種類のサイトから平均的に収益をあげることが、今現在における最適なリスク分散であり、最適なサイト作りであると考えています。
